住宅現場携帯ブック  組み上げる ［木取り・墨付け編］ 著者名 藤澤好一・田處博昭 判型・頁数 B6変（178×92ﾐﾘ） ・ 112頁 （二色刷） ジャンル 住宅建築 定価 2,024円  （本体1,840円＋税） 発行日 2004年10月25日 ISBN 978-4-7530-1881-9  （4-7530-1881-4） 在庫状況 有り

	おもな内容
	地球環境を見据えた森林資源の利活用や，住宅生産における二酸化炭素排出量削減に向けた取組みなど，循環型ともいえる地産地消のシステムから見直され始めている木造建築について，木取り，墨付け，加工を中心に，伝統木造軸組架構の「組み上げる」手順をプレカットにも生かせる立体的な表現で徹底図解する。 長い歴史の蓄積から生まれた大工の知恵と，大工の「手」の中に封印されてきた所作や算段など，「山」を含む「木をめぐる伝統技能」のすべてを明らかにした（二色刷）。
	目次
	1.  本書の見方・使い方 2.  木取り・墨付けの作業フロー 　　　　木取り／墨付け 3.  育てる ［立木］ 　　　　植林／木葉と樹種／針葉樹と広葉樹／背と腹−あて／ 　　　　年輪／成育状況 4.  挽く ［製材］ 　　　　玉切り／原木の性質／木材の使用方向／木材の特性／ 　　　　歩止り／木取り 5.  見せる ［木目（杢）］ 　　　　木材各部の名称／木目（杢）−針葉樹・広葉樹 6.  乾かす ［乾燥］ 　　　　天然（自然）乾燥／人工乾燥／変形／含水率 7.  名付ける ［木取り］ 　　　　製材の木取り／横架材−梁（1）〜（3）／横架材−桁／ 　　　　横架材−母屋・小屋束／柱（1）〜（2）／土台・柱（1）〜（4） 8.  構える ［架構構成］ 　　　　基本事項（1）〜（2）／横架材の組方（1）〜（2）／ 　　　　平面構成（1）〜（2）／乗せ架け方の算段（1）〜（2）／ 　　　　耐力壁（1）〜（2）／軸組（1）〜（2） 9.  描く ［伏図の描き方］ 　　　　支点間距離と部材断面／伏図／伏図−記号（1）〜（2） 10. 打つ ［墨付け］ 　　　　木造り／指矩／基本記号（1）〜（2）／通り番号（1）〜（2）／ 　　　　尺杖／軒桁天／桁／梁／光り板（1）〜（2）／帳板／ 　　　　設備工事−防露巻きと勾配 11. 刻む ［仕口・継手の加工寸法］ 　　　　胴付き力／梁・桁・柱・土台の表現記号／込栓の表現記号 　　　　／楔の寸法／貫の寸法／長ほぞの寸法／蟻（継手）の寸法 　　　　／蟻（仕口）の寸法／鎌蟻（継手）の寸法／襟輪入れの寸法 　　　　／顎掛けの寸法／渡り顎の寸法／追掛け大栓の寸法／ 　　　　台持ち継手の寸法 12. 組み上げる ［木組み］ 　　　　横架材の接続−桁／横架材の接続−梁／横架材の補強／ 　　　　登り梁の補強／梁の補強／接合のしかた 13. 付録 　　　　ヒステリシス／晩材率／梁間間隔と部材の所要断面寸法／ 　　　　との関係ヤング係数／含水率測定器 索引