ローマ皇帝ハドリアヌスとの建築的対話
著者名 伊藤哲夫
判型・頁数 A5上製 ・ 600頁 ジャンル 建築一般
定価 4,620円  (本体4,200円+税) 発行日 2011年3月1日
ISBN 978-4-7530-2288-5 在庫状況 有り





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おもな内容
ローマ皇帝ハドリアヌスが深く関わった主要な建築・都市について,あるひとりの建築家とハドリアヌスとの対話形式で,さまざまな視点から物語風に紐解く。長い年月を帝国の巡察行にあてたハドリアヌスの事績,足跡と関連させつつ,ギリシア・ローマの文化,哲学,詩,文学等の分野も視野に入れ,帝が関わった建築・都市,そして建築の意味や建築空間のあり様,さらにはローマ帝国における建築家の社会的地位等について深く考察を進める。


目次
1  ローマ
    1.1  パンテオン
    1.2  ラータ街のインスラ
    1.3  女神ローマとウェヌスの神殿
    1.4  ハドリアヌス帝霊廟マウソレウムとアエリウス橋
2  ギリシア・アテネ
    2.1  ローマン・アゴラの修復
    2.2  新図書館
    2.3  アテネのパンテオン
    2.4  ゼウスの神殿オリュンピエイオン
    2.5  パンヘレニオン
    2.6  アテネの新市街地拡張とハドリアヌス帝記念門
    2.7  青少年のための学校ギュムナシオン
    2.8  水道の建設,食糧援助など
    2.9  エレウシスへ通ずる「聖なる道」の補修工事など
3  東方の国々  小アジア・シリア・エジプト
    3.1  新都市ハドリアノテラエ
    3.2  キュジコスのゼウス神殿
    3.3  ペルガモンの医神アスクレピオスの神域,トライアヌスの
           神域など
    3.4  新都市アンティノオポリス
4  ローマ近郊ティヴォリのハドリアヌス帝別荘
    4.1  別荘の図書室にて
    4.2  皇帝たちの別荘
    4.3  ティヴォリの地と別荘の着工
    4.4  別荘の全体構成について
    4.5  別荘の各建物について
    4.6  別荘のその後

    語られた都市,建築などの写真・図 抄


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