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■関連書籍 神聖ローマ皇帝 ルドルフ2世との対話 |
おもな内容 |
ローマ皇帝ハドリアヌスが深く関わった主要な建築・都市について,あるひとりの建築家とハドリアヌスとの対話形式で,さまざまな視点から物語風に紐解く。長い年月を帝国の巡察行にあてたハドリアヌスの事績,足跡と関連させつつ,ギリシア・ローマの文化,哲学,詩,文学等の分野も視野に入れ,帝が関わった建築・都市,そして建築の意味や建築空間のあり様,さらにはローマ帝国における建築家の社会的地位等について深く考察を進める。 | |
目次 |
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1 ローマ 1.1 パンテオン 1.2 ラータ街のインスラ 1.3 女神ローマとウェヌスの神殿 1.4 ハドリアヌス帝霊廟マウソレウムとアエリウス橋 2 ギリシア・アテネ 2.1 ローマン・アゴラの修復 2.2 新図書館 2.3 アテネのパンテオン 2.4 ゼウスの神殿オリュンピエイオン 2.5 パンヘレニオン 2.6 アテネの新市街地拡張とハドリアヌス帝記念門 2.7 青少年のための学校ギュムナシオン 2.8 水道の建設,食糧援助など 2.9 エレウシスへ通ずる「聖なる道」の補修工事など 3 東方の国々 小アジア・シリア・エジプト 3.1 新都市ハドリアノテラエ 3.2 キュジコスのゼウス神殿 3.3 ペルガモンの医神アスクレピオスの神域,トライアヌスの 神域など 3.4 新都市アンティノオポリス 4 ローマ近郊ティヴォリのハドリアヌス帝別荘 4.1 別荘の図書室にて 4.2 皇帝たちの別荘 4.3 ティヴォリの地と別荘の着工 4.4 別荘の全体構成について 4.5 別荘の各建物について 4.6 別荘のその後 語られた都市,建築などの写真・図 抄 |