建築の営みを問う18章
著者名 建築のあり方研究会編
判型・頁数 新書 ・ 208頁 ジャンル 住宅建築
定価 1,980円  (本体1,800円+税) 発行日 2010年4月10日
ISBN 978-4-7530-2565-7 在庫状況 有り







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おもな内容
仕事の段取りや協議がうまくいかない,情報の共有化ができない,共通認識にずれがあるなど,建設活動の多様化,分業化や技術の進歩が進む中で顕在化してきた構造的・制度的な問題から身近な組織における問題まで,不健全な状況から脱却するために一人ひとりができることは何か・・・。
18の事象を通して問題の構造を明確にし,その改善策を提案する。



目次
 1  建築生産体制の重層化が事故の一因
 2  変化する現場と将来のものづくり体制
 3  公共建築プロジェクトの不透明性と発注者の役割
 4  PFI方式の総合評価から真に「民間活力」が導入できる制度への転換
 5  火災危険に対する発注者の認識
 6  設計技量の低下とトレーサビリティ
 7  建築関係者の競合と協調
 8  縦割り設計組織でのコミュニケーション
 9  想定すべきことの認識
10  なし崩しによって意思決定の機会を喪失させるマネジメント
11  一見,非合理的なものづくりの合理性
12  建築プロジェクトにおける品質とコストの相関関係
13  事故から設計へのフィードバック
14  決め付け型の意志決定からの脱出
15  社会の仕組みと建築生産の信頼性
16  「お墨付き」から製造者責任体制への転換
17  建築技術者の生き甲斐と制度
18  制度変遷と歴史からの検証


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