|
■関連書籍 建築の営みを問う18章 |
おもな内容 |
「安かろう悪かろう」 の時代から 「Japan as No.1」 へと品質向上を実現してきた団塊の世代が今,第一線を退こうとしている。この世代が苦労して会得したノウハウや建築観は,若い世代に受け継がれているのか。 本書では,設計者から技術者・技能者,ディベロッパーまで最前線で苦闘してきた諸先達が,建築界を担う若者たちに贈るメッセージとして,建築の本質や役割,それぞれの立場での思いや気概,ものづくりへの決意,経験則や知恵など, 「今,伝えておきたいこと」 を熱く語る。 |
|
目次 |
|
建築の可能性 櫻井 潔
<建築士制度>をめぐる“肝心な問題”について議論をしよう
―共有したい議論の着地点を求めて― 藤本昌也
設計は,何回も何回も考え直すこと 角田憲一
構造設計者の役割と夢 金箔温春 意匠設計優位の風潮のなかで, 安全計画のノウハウをどう生かしていくか 富松太基
ゼネコンのものづくり・昔と今 堀 俊夫
建設激動期の体験を今に生かす 才賀清二郎 自分らしく生きた半世紀余を今,正直に振り返る 北浦年一 日本を創る力でありたい 向井敏雄 建築生産の温故知新―ものつくりの世界に思いをはせて 堤 和敏 公共建築を整備する組織の技術者の役割 奥田修一 人の話を聞くことから設計は始まる 成田一郎 「ものづくり」と「コトづくり」 山ア雄介 都市開発プロデューサーを目指せ 山本和彦 |