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■関連書籍 徹底解説 図解 建築の力学T 基礎から学ぶ 建築構造力学 理論と演習からのアプローチ 建築の力学 塑性論とその応用 |
おもな内容 |
建築の力学の基本原理と実務に必要な応用的な構造知識の習得に向けた,『建築の力学T』に続くテキスト。 構造設計には,アナログ的感覚を身につけることが重要との考えのもと,古典的な骨組の変形と不静定構造の解法である弾性曲線式,モールの定理,たわみ角法,固定モーメント法,D値法,また,不静定構造の解法の根本となるエネルギー原理,仮想仕事法のほか,直角変位図についても,豊富な例題を中心に詳細かつわかりやすく解説する。 |
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目次 |
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1 弾性曲線式による梁のたわみ 1.1 曲げモーメントによる弾性曲線の微分方程式 1.2 せん断力による弾性曲線の微分方程式 1.3 梁における曲げ変形とせん断変形 2 モールの定理による静定梁のたわみ 2.1 モールの定理の原理 2.2 モールの定理による単純梁のたわみ 2.3 モールの定理による片持ち梁のたわみ 3 骨格の変形 (直角変位図) 3.1 直角変位図の基本 3.2 骨組の安定・不安定の判別 3.3 異形ラーメンの部材角 3.4 静定トラスの変形 (図式解法) 4 弾性仕事に関する諸理論 4.1 仕事の定義 4.2 弾性仕事とエネルギー 4.3 エネルギー保存の法則とその応用 4.4 相反作用の定理 4.5 カスティリアーノの定理 5 仮想仕事法による静定骨組の変形 5.1 仮想仕事の原理 5.2 骨組の仮想仕事 5.3 各種の応力に対応する仮想仕事法 5.4 骨組のたわみと回転角 6 不静定構造の解法種類と固定端モーメント 6.1 応力法と変形法 6.2 応力法による解法の原理 6.3 固定端モーメント 7 たわみ角法 7.1 たわみ角法の基本仮定 7.2 たわみ角法で使用される用語と定義の概説 7.3 たわみ角法の基本方式 7.4 たわみ角法による骨組応力の計算手順 7.5 節点移動のない梁の計算手順 7.6 節点移動のない骨組の計算手順 7.7 節点移動のある梁の計算手順 7.8 対称条件を満足する場合の解法 7.9 マトリックス演算による解法例 8 固定モーメント法 8.1 固定モーメント法の基本仮定と概念 8.2 連続梁の解法 8.3 節点移動のないラーメン骨組の解法 8.4 変形対称性と有効剛比の活用 8.5 節点移動のあるラーメンの解法 (概説) 9 水平力を受ける骨組の解法 (D 値法) 9.1 D 値法によるラーメンの解法原理 9.2 D 値法による部材の応力・反力の算定手順 9.3 D 値法による応力算定例 9.4 建物のねじれと偏心率 9.5 偏心率等の計算例 10 仮想仕事法による不静定構造の解法 10.1 仮想仕事法による不静定構造の解法原理 10.2 ラーメン系骨組の解法例 10.3 トラスの解法例 10.4 交差梁の解法例 |