[再読]実務に役立つ  建築環境工学+建築設備
著者名 垂水弘夫・大立啓之・望月悦子・買手正浩
判型・頁数 A5 ・ 174頁 (カラー口絵) ジャンル 環境工学
定価 2,970円  (本体2,700円+税) 発行日 2013年4月1日
ISBN 978-4-7530-1756-0 在庫状況 有り





おもな内容
本書は,建物の設計に携わる若手技術者に向けて,これまで学んできた建築環境工学・建築設備の原理や公式,専門知識が,実際の業務にどう結びつき生かされているのかを簡潔にまとめた入門書である。
熱環境,建築設備,光環境,音環境の分野別に,おさえておきたい基本から,省エネルギー建築や重要な計画設計のポイント,評価方法,システムや機器等の概要,技術動向まで,1項目見開き構成(全74項目)で適用事例や応用例を交えて詳述する。


目次
まえがき
口絵
第1章  熱環境
01 温熱環境を測定する/02 温熱環境の人体温冷感評価1(PMV評価)/03 温熱環境の人体温冷感評価2(SET*評価)/04 熱負荷のいろいろ/05 湿り空気線図に暖房・冷房プロセスを表示する/06 ビルにおける加湿の必要性/07 外気取入れ口の配置について/08 ビル外壁で太陽光発電/09 日射反射率と長波放射率による外表面材料の選択/10 熱貫流率算定の基本を理解する/11 結露の判定方法を確認する/12 外壁内の断熱材の位置を考える/13 結露の現場チェックはどこから行うのか/14 相当外気温度の概念と利用について/15 暖房デグリーデーの利用/16 2013年省エネルギー基準/17 PALと拡張デグリーデー/18 一次エネルギー消費を知る/19 CASBEEとは/20 ZEBとは
第2章  建築設備
01 設備計画の評価方法/02 個別空調方式について/03 熱源機器の高効率化/04 熱源システムの役割/05 クールビズ空調の手法/06 高度化する自動制御設備/07 安全でおいしい水を届ける/08 合理的なダクト計画のポイント/09 配管の耐圧設計のポイント/10 テナント対応の計画とは/11 リニューアル(1) 居ながら工事実施例/12 リニューアル(2) 省エネルギー化の事例 /13 非常時のBCP性能の確保/14 建築設備の耐震設計/15 生産性の向上(1) 施工の合理化/16 生産性の向上(2) BIMの特徴と課題/17 原理と実践(1) ベルヌーイの定理/18 原理と実践(2) ファンの比例法則/19 原理と実践(3) NPSH/20 原理と実践(4) 空調機の選定
第3章  光環境
01 人間はどうやってモノを見るのか/02 光をどう定量的に測るのか/03 照明計画のフローと照明要件/04 太陽の位置を捉える/05 太陽位置を求める/06 太陽位置の活用(1) 日影/07 太陽位置の活用(2) 庇の設計/08 太陽位置の活用(3) ブラインド制御/09 開口部の設計(天空光の確保)/10 昼光利用による省エネルギー/11 各種光源の特徴を表す指標/12 各種光源の特徴と選択/13 配光と各種照明方式/14 照明方式の分類と照明器具/15 照明器具の配置計画(光束法)/16 室内照度分布の算出法/17 シミュレーションによる検討/18 照明制御の方法/19 照明設計目標となる基準値/20 照明の省エネルギー性能評価
第4章  音環境
01 建築の音環境/02 身近な音〜高さ/03 身近な音〜大きさ/04 音の伝搬/05 吸収材料の種類と吸音機構/06 遮音の機構と遮音性能/07 室内の響き/08 空調騒音の低減対策/09 設備機械室の遮音対策/10 遮音性能の評価/11 近隣の音環境保全/12 近隣への騒音伝搬防止対策/13 建物内の固体伝搬音対策/14 外部騒音に対する遮音計画

索引


トップページへ戻る
注文する

◆ 関連書籍 ◆


最新建築環境工学
[改訂4版]

生活環境学
[改訂版]


最新建築設備工学
[改訂2版]


基礎教材  建築環境工学

基礎教材  建築設備

環境のヒューマンファクターデザイン


全国気象データと熱負荷
計算プログラムLESCOM

最新建築設備設計マニュアル
[給排水衛生編]


最新建築設備設計マニュアル
[空気調和編]


トップページへ戻る
注文する